音感いいなと思った瞬間

    【これも才能のひとつかな🎹】

     

    先日、体験レッスンに来てくれた幼稚園児さん。

    ピアノを弾いている途中で突然、

    「こことここ、なんでちがうの?」

    と言ったんです。

     

    えっ?😳

    指さしたのは、高い音域の隣り合った「ミ」と「ファ」。

     

    実はこれ、ピアノの構造が関係してい流のです。

    ピアノには、弦の振動を止める「ダンパー」という部品があります。

    ところが高音域になると、このダンパーがなくなります。

    高い音は弦が短く、もともと音が早く減衰するため、一般的なピアノでは最高音域にはダンパーがついていません。

    そして、ちょうどその境目付近では、

    ダンパーのある音と、ない音で、

    音を離した後の響き方に違いが出るんです。

     

    もちろん、この幼稚園児さんはそんなピアノの構造なんて知りません。

    弾いて、「なんかちがう」

    と気づいた。

     

    私はそれにびっくりしました。

    「音をよく聴いてるなぁ〜!」

     

    音感がいいというと、

    「ドを聴いて、ド!と当てられる」

    みたいなことを想像しがちですが、

    私はそれだけじゃないと思っています。

     

    音の高さだけではなく、

    響きが違う。

    音色が違う。

    さっきの音と何か違う。

    そんな小さな変化に気づけることこそ、音楽ではとても大切です。

     

    体験レッスンって、

    「この子はピアノが弾けるかな?」

    を見る時間だけじゃないんですよね。

    その子が何に興味を持つのか。

    どんなことに気づくのか。

    どんなふうに音を聴いているのか。

    そんな、その子らしさがチラッと見える瞬間があります。

     

    今回見えたのは、

    「音の違いに気づく耳」

    でした。

    教えていないのに気づいた。

    そして「なんで違うの?」と疑問を持った。

    こういう感覚も、

    ひとつの才能なのかな😊🎹

    これからどんな音を見つけていくのか、楽しみです。